解説動画
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- 00:00:ごあいさつ
- 00:43:相談事例
- 01:20:ポイント
- 01:43:顧客への対応
- 03:33:まとめ
- 03:54:リーガルメディアのご案内
- 04:30:弁護士法人長瀬総合法律事務所のサポート内容
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相談事例
新型コロナウイルス感染症が流行しているため、当社が経営する店舗において、お客様に対し、マスクや手洗い、アルコール消毒をお願いしたいと考えています。マスクや手洗い、アルコール消毒にご協力いただけないお客様に対して、これらの措置を強制することはできるのでしょうか。
また、マスクや手洗い、アルコール消毒を強制できないのであれば、これらにご協力いただけないお客様について、どのような対応をすれば良いでしょうか。
回答
- お客様に対し、マスクや手洗い、アルコール消毒自体を強制することはできないものと思われます。
- マスクや手洗い、アルコール消毒にご協力いただけないお客様への対応としては、施設管理権に基づく入店制限が考えられます。
解説
令和2年5月11日現在、日本全国に緊急事態宣言が発出されています。そして、同日現在、日本国内の新型コロナウイルス感染症の感染者数は、15798人にのぼります[1]。
このような状況においては、店舗にいらっしゃるお客様や従業員等が新型コロナウイルス感染症に感染することを防止するため、お客様にマスクの着用や手洗い、アルコール消毒を求めることも必要になる場合があるように思われます。
対応方法
任意での協力を求める
まずは、お客様に対し「マスクの着用、手洗い、アルコール消毒にご協力をお願いいたします」等と説得し、自主的な協力を求めることが考えられます。
マスクの着用等を強制することの可否
では、自主的なご協力をいただけないお客様に対し、マスクや手洗い、アルコール消毒を強制することはできるのでしょうか。
この点、お客様に対し、マスクや手洗い、アルコール消毒を物理的な力を用いて強制することは、刑法上の強要罪(刑法223条)や暴行罪(208条)などにもあたり得るものと思われます。
よって、マスクや手洗い、アルコール消毒を物理的な力を用いて強制することはできないものと思われます。
自主的なご協力をいただけないお客様への対応方法
では、自主的なご協力をいただけないお客様に対しては、どのような対応をすべきでしょうか。
この点、マスクや手洗い、アルコール消毒についてご協力いただけないお客様に対しては、店舗の施設管理権に基づき、入店制限を行うことが考えられます。
しかし、入場制限を行うにあたっては、その方法が差別的なものにならないように注意する必要がございます。
引用・出典
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