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長瀬総合法律事務所 ホーム 顧問弁護士の活用事例 未払工事代金の分割払いに関する合意書の作成
当社は、元請けから受注した工事を完了し、引渡しも終えてしますが、元請けが資金繰りの悪化を理由に、工事代金の分割払いを求めてきました。
当社としても、これまでの元請けとの関係もあるため、分割払いに応じたいと思いますが、支払いを確約してもらうために合意書を交わしたいと考えています。
元請けと取り交わす合意書としては、どのような内容がよいでしょうか。
元請けが資金繰りの悪化を理由に分割払いを求めていることからすれば、元請けの支払い能力を担保する必要があります。そこで、合意書には、連帯保証人の設定や担保物権の設定をすることを提案しました。
また、分割払いを確実に行ってもらうために、分割払いを怠った場合に一括払いを請求できる期限の利益喪失条項や、違約金を設定する条項を盛り込むことを提案しました。
債権回収を図るためには契約書を活用することも有効です。
ただし、契約書に返済金額や返済方法しか記載しなければ、分割払いを怠った場合のリスク等には対処することはできません。
債権回収を確実に行うためには、契約書の内容をよく検討する必要があります。契約書の作成等についてお悩みの企業はご相談ください。
※守秘義務の観点から、事例の一部を修正しています。
私たち「弁護士法人 長瀬総合事務所」は、企業法務や人事労務・労務管理等でお悩みの企業様を多数サポートしてきた実績とノウハウがあります。
私たちは、ただ紛争を解決するだけではなく、紛争を予防するとともに、より企業が発展するための制度設計を構築するサポートをすることこそが弁護士と法律事務所の役割であると自負しています。
より多くの企業のお役に立つことができるよう、複数の費用体系にわけた顧問契約サービスを提供しています。
当事務所では、一定の顧問契約をご締結いただいている企業には、「EAPサービス」(従業員向けリーガルサービス)を提供しています。「EAPサービス」は、相談企業の福利厚生の一環として、従業員に対し法的サービスを提供することが可能です。
顧問契約を締結することで、自社のコンプライアンス体制を構築するとともに、従業員への福利厚生を充実させることも期待できますので、顧問契約とともにEAPサービスのご利用をご検討いただけますと幸いです。
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