上場企業向け法務サポートのご案内

はじめに

上場企業における法務リスクや課題は、経営に大きな影響を与える可能性があり、適切な対応が求められます。弁護士法人長瀬総合法律事務所では、企業法務の専門チームを編成し、上場企業のニーズに応じた総合的な法務サポートを提供しています。

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Q: 上場企業において、特に注意すべき法務リスクにはどのようなものがありますか?

A: 上場企業が直面する法務リスクとして、主に労務問題、株主総会対策、風評被害の管理、M&Aに伴うリスクなどが挙げられます。これらのリスクは企業の社会的信用や業績に大きな影響を与える可能性があるため、専門的な対応が必要です。弁護士法人長瀬総合法律事務所では、各分野に精通した弁護士が上場企業の特性に応じた法務サポートを行い、企業価値の向上とリスク管理に貢献します。

1. 労務問題に関する法務支援

日本の労働法は厳格とされ、企業規模を問わず、労務問題が発生するリスクは常に存在します。特に上場企業では、労務トラブルが発生した場合、報道や公表による社会的信用の失墜や株価の下落、優秀な人材の流出といった深刻な影響が懸念されます。

主な対応内容

  • 労働法を専門とする弁護士による訴訟対応および未然防止策の策定
  • 法改正情報の提供や、労務問題に関する企業内研修・セミナーの実施
  • 企業内コンプライアンス体制の構築および見直し

2. 株主総会対策

株主総会は、上場企業にとって非常に重要な意思決定の場です。昨今では、総会屋やアクティビスト株主だけでなく、一般株主からも積極的に質問がなされる傾向が強まっており、企業は透明性の高い運営を求められています。

主な対応内容

  • 株主総会運営におけるスケジュール策定、シナリオの作成、想定問答集の作成
  • 総会当日における弁護士の同行および不測の事態への対応
  • 株主からの質問や動議に対する適切な対応およびリハーサルのサポート

3. 風評被害・インターネット上の削除請求

インターネット上での誹謗中傷やデマ情報は、企業の信用を著しく傷つける可能性があり、適切な対応が求められます。特に、上場企業は注目度が高いため、悪質な書き込みや風評被害に迅速に対応することが重要です。

主な対応内容

  • 誹謗中傷記事の削除請求および発信者情報の開示請求
  • 事実無根の情報が流布された場合のプレスリリース等による対応支援
  • インターネット上の風評被害に対する総合的な法務支援

4. M&A・アライアンスに関する法務支援

M&Aや企業提携は、事業の拡大や競争優位性の確保に効果的な手段です。しかし、その一方で、契約交渉やデューデリジェンスなど、法務面でのリスク管理が重要となります。

主な対応内容

  • M&Aに関する法的デューデリジェンスの実施およびリスクの評価
  • 契約書のチェックおよび作成、相手方企業との交渉支援
  • 戦略的アライアンスに伴う法務戦略の策定および実行支援

弁護士に相談するメリット

上場企業が法務問題に直面した際、弁護士に相談することで得られるメリットは以下の通りです。

  1. 専門知識による対応: 各分野の専門知識を持つ弁護士が、企業の特性に応じた対応を行います。
  2. リスクの早期発見・予防: 問題発生前にリスクを予測し、未然に防ぐための対策を講じることができます。
  3. トラブル発生時の迅速な対応: 訴訟や紛争が発生した際に、迅速かつ的確な対応を行い、企業価値を守ります。

まとめ

上場企業にとって、法務リスクの管理は経営上の最重要課題の一つです。弁護士法人長瀬総合法律事務所では、各種法務サービスを通じて、上場企業の発展とリスク管理を支援しています。法務問題にお悩みの際は、ぜひ当事務所にご相談ください。


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