企業法務リーガルメディア

契約締結段階のポイントと債権管理

ポイント

  1. 債権管理は、時系列で考える
  2. 契約締結段階では企業調査が重要である
  3. 企業調査は、複数の観点から行うことで精度を上げる

債権管理の時系列

契約締結交渉〜紛争発生までの流れ

債権管理は、契約締結交渉から紛争発生・解決までの時系列に沿って整理するとイメージしやすいといえます。以下では、それぞれの場面ごとの留意点をご説明します。

契約締結準備段階 企業調査の重要性

契約締結準備段階では、企業調査を行うことが重要です。

企業調査を怠った場合には、以下の3つのリスクが想定されます。したがって、契約締結準備段階における企業調査は、コンプライアンス・債権管理の観点からも必須といえます。

  1. 企業不祥事に巻き込まれるおそれ
  2. 債権不払いのおそれ
  3. 債権管理失敗のおそれ(担保の設定不存在等)

契約締結交渉前に行うべき調査

契約締結準備段階で行うべき企業調査の一例としては、以下の調査が考えられます。

メールマガジン登録のご案内

「弁護士法人 長瀬総合法律事務所」では、定期的にメールマガジンを配信しております。セミナーの最新情報、所属弁護士が執筆したコラムのご紹介、「実務に使用できる書式」の無料ダウンロードが可能です。ぜひご登録下さい。

顧問サービスのご案内

私たち「弁護士法人 長瀬総合事務所」は、企業法務や人事労務・労務管理等でお悩みの企業様を多数サポートしてきた実績とノウハウがあります。

私たちは、ただ紛争を解決するだけではなく、紛争を予防するとともに、より企業が発展するための制度設計を構築するサポートをすることこそが弁護士と法律事務所の役割であると自負しています。

私たちは、より多くの企業のお役に立つことができるよう、複数の費用体系にわけた顧問契約サービスを提供しています。

 

リーガルメディア企業法務TVのご案内

弁護士法人 長瀬総合法律事務所のYouTubeチャンネル「リーガルメディア企業法務TV」では、様々な分野の問題を弁護士が解説する動画を配信中です。興味を持たれた方は、ぜひご覧ください。

最新法務ニュースに登録する

この記事を読んだ方は
こんな記事も読んでいます

このカテゴリーの人気記事ランキング

モバイルバージョンを終了